The Hermitage
       

歴史

調査船アケローン号の船長ジョン・ストークスがある雄峰を目視し、偉大な探険家ジェームス・クックに敬意を表してマウントクックと呼んだのは1850年代のことです。1881年には、測量技師のG.J.ロバーツにより、標高12,349フィート (3,764 m) と計測されました。

アオラキ・マウントクックは長きにわたって、探検家や冒険家にとって憧れの対象となっています。1882年、初めて登頂に挑戦したのは、アイルランド人のグリーン牧師と2名のスイス人ガイドでした。彼らは頂上まで200m足らずの所で引き返すことになりましたが、1894年になってようやく、トム・ファイフ、ジャック・クラーク、ジョージ・グラハムの3人が登頂に成功しました。3人ともハーミテージ近辺で働く地元のニュージーランド人でした。

1939年から1940年にかけての夏、エドモンド・ヒラリー卿は初めてアオラキ・マウントクックを訪れました。いつかはその頂上に、と願った彼に 1947年の夏、チャンスが訪れました。マルテブラン・ハットのハリー・エアーズとの出会いをきっかけにパーティーを組んでで挑戦し、2人は成功を収めました。

1948年にはミック・サリバンとルース・アダムズが加わり、最も困難で人を寄せ付けることのなかった南稜ルートの初登頂を達成しました。4人は氷雪に覆われた頂上に辿りついた時、9000フィート下のハーミテージ・ホテルから鏡を使って発信された光信号を確認しています。彼らは頂上で写真を撮り、ハーミテージのスタッフに向かって手を振りました。

マウントクックと周辺地域ゆかりの興味深い歴史に触れてみたい方はぜひ、サー・エドモンド・ヒラリー・アルパイン・センター・ミュージアム をご覧ください。